社長便り

社長便り Vol.36

本年も大変お世話になりました

2021.12.15

2021年はまさにコロナ禍対策の確立に終始した1年間でした。当社では、もともと働き方改革を推進するために始めた時差出勤や、在宅勤務を可能にするリモートワークの仕組みと制度作りを進めていましたが、感染対策が拍車をかける形で加速されました。1年をかけ、ようやくブレイクスルーを感じるところまで達成しています。同時に課題もはっきりと見えました。皆さんも感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。それは、社内間、お客様とのコミュニケーションの取り方です。オンライン、オフライン、どちらも必要でありハイブリット活用法を模索しなければなりません。確かに、五感をフルで感じられるFace to Faceに叶う最善のコミュニケーションツールはありませんが、オンラインでのメリットは、例えば大阪、東京間といった実質的な「距離」や「場所」の問題を一気に解決します。今は、やれることをやり切ったと締めくくり、来年から、手にしたシステムをどのように運用すべきか、ビジョン・ミッションといった目標に向かい社員全員のベクトルを合わせて各々の力を集約し、企業理念である「信愛」に足る会社であるという結果を残すよう努めます。

また、大阪芸術大学との産学連携プロジェクトとして、2021年4月からデザイン学科(高田教授)の生徒の皆さま(20名)に「ポリエチレンフィルムを使用した新商品検討」というテーマで取り組んでもらい、12月3日に表彰式を行いました。41の応募作品から最優秀賞には「持ち運びできる壁掛け花瓶」を選びました。若い感性から発想されるアイデアは、とても刺激があり楽しい活動です。近いうちに商品化する予定することもあり受賞者のスピーチからは喜びが伝わりうれしく思いました。学生の皆さんに向き合い、ポリエチレンとは何か?という基礎の説明から始まるので、若手社員の良き業務研修にもなります。今後もぜひ続けていきたいですね。

大阪芸術大学 産学連携 表彰式
最優秀賞花掛け花瓶試作

さて、2022年3月号をもちまして最終号とさせていただきます。拙文にて恐縮するばかりですが、3年間ご購読いただき、誠にありがとうございました。
年末に向かい、お忙しい時期かと存じますが、お体にお気を付けて良い年末をお過ごしください。

来年こそは!虎喜会から送られた阪神佐藤選手のサインを手にして