今月のオルディ

月刊社長便り Vol.38

ソーシャルプロダクツ・アワード2022にて
asunowaプロジェクトが表彰されました

2022.02.22

大量生産、大量消費、大量廃棄を前提とした生産と消費の構造に根差した経済活動は多くの利益と豊かな暮らしを支えてきました。同時に多くの社会問題を引き起こし、現在では目を背けることができない状況となっています。オルディは、先代より環境問題に取り組んできました。私の代となり、経営理念「生活に溶け込み 人・地球にやさしいものづくりを通じて社会に貢献します」と明言化しました。プラスチック製品を供給する企業としての責任を果たしたいという想いを根底とし、利益に直結しない活動であるが故に、幾度の挫折を経て現在へ繋がっています。国連が2015年9月に採択したSDGs「持続可能な開発目標」において、「つくる責任つかう責任」目標を設定したことを受け、世界の国々が持続可能な生産・消費社会の構築を目指す提言をしました。これにより、今までの積み重ねが間違っていない、ようやく日の目を浴びる想いです。

そして2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」が策定され基本原則として「3R+Renewable」(3R:リデュース、リユース、リサイクル + Renewable:再生可能資源への代替)が掲げられ2020年7月にレジ袋の有料化が始まり、いよいよ今年4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行されます。毎日の生活の中で必ず使用する機会のあるプラスチック。これだけプラスチックに囲まれた生活をする中で、その便利さを損なわず、且つ循環型社会を目指していくためにやるべきことは何か、常に思考を止めることなく進めていきます。公官庁が主導する取り組みにも積極的に参加しています。先日も大阪府による「回収されたプラスチックごみの再資源化」で集められたペットボトルキャップを再資源化し、ゴミ箱2000個を製造しました。ゴミ箱は美化活動に参加してくれた参加者へ還元するなど業者、自治体、消費者が相互に連携していくための一助を担っています。再資源化といっても、何でも製品化できる訳ではありません。樹脂の種類により硬い、柔らかいといった樹脂の違いや特性を生かし再生原料としなければ、他の資源やエネルギーが犠牲となってしま い、結果としてワンウェイプラスチック削減にはつながりません。この課題は、製造ノウハウの活かしどころですね。

ペットボトルキャップを再資源化し製造したゴミ箱

また、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進委員会が主催するアワードの受賞も嬉しい話題です。『ポリエチレンのサーキュラーエコノミーを実現しているといえる取り組みであり、「環境とプラスチック」に関する問題に向き合った優良なプロダクト。』として、asunowaプロジェクトが表彰されました。この賞をきっかけに、消費者にもっとasunowaプロジェクトを認知していただき、商品購入につなげてこのプロジェクトをさらに加速させていくよう努めていきます。

ソーシャルプロダクツアワード2022表彰式にて
ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました